培養肉で環境問題と食糧問題を解決!?宇宙食ベンチャーのインテグリカルチャー株式会社CEOによる特別講義が実施されました!

2022年1月19日に、インテグリカルチャー株式会社の代表取締役CEO羽生雄毅さんによるオンライン特別講義が実施されました。

特別講義のテーマは「培養肉」。インテグリカルチャーは、「大量培養細胞技術」の普及を通して、食糧危機や環境問題の解決と、新しい食文化・食生活の実現を目指すベンチャー企業です。講義では、これからの私たちの生活、特に宇宙空間において、「大量培養細胞技術」が重要なテーマの一つであり、SDGsを達成する大きな可能性があると語られました。

CEOの羽生さんは、もともとSFに強い興味があり、同人サークル「Shojinmeat Project」を立ち上げ、細胞培養による食糧生産の研究をおこなっていました。「Shojinmeat Project」は誰もが細胞培養に関われるよう、活動がオープンソースとしてWEB上に公開されています。

講義には、「培養肉が普及した世界では今いる牛や豚はどうなるのか?」「培養肉の食の安全性は?」「伝染病のリスクのない培養肉なら生で食べられるのか?」といった多くの質問が寄せられ、授業は盛況のうちに終わりました。生徒たちからは、「夢を持つことは無限なのだなと思った。」「培養フォアグラ食べてみたいです」「培養肉がもし、地球上で常に食用として作られるようになるのなら、環境問題も解決するしエヴァンゲリオンみたいなお話でとてもワクワクしました。」といった感想が寄せられ、大変盛り上がりのある特別授業となりました。

インテグリカルチャー株式会社 公式サイト

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Shojinmeat Project公式サイト

Shojinmeat Project
Shojinmeat Project本物の肉なのに、牧草地もいらないし、動物も殺さない。純粋に細胞を増やして作る肉、「純肉(cell-based meat)」の研究をしている有志団体です。

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