JAXA宇宙教育センターへとの連携授業を実施。生徒たちが月面で使う宇宙服と宇宙食のプレゼンを行いました。

12月21日(火)、宇宙探究部®️に所属する生徒たちが、JAXA宇宙教育センターと連携した特別授業に参加しました。

特別授業の内容は、「月面の高校生活での制服・給食」のプレゼンテーション。JAXAの方々に向け、月面での高校生活を想定した「宇宙制服」「宇宙給食」の提案を行いました。

11チームに用意された時間はそれぞれ5分。限られた時間の中で前提条件を提示し、根拠のある提案を行わなくてはいけません。動植物がいない月面で食物を確保するためにどうしたらいいかという問題に対し、「LEDライトでの野菜栽培」や、「冷凍した卵子と精子を持ち込み、地下牧場で肉用牛を育てる」といった様々なアイデアが寄せられました。

生徒投票で1位を獲得したのは、最後に発表したLunaチーム。荷物を持ち運びやすいパラシュートスラックスというスタイルの宇宙制服を提案し、リサーチ力の高さや表現力の高さが評価されました。

プレゼンテーションの評価を行ったJAXAの高村さんからは、「どのチームも納得感のあるプレゼンテーションでした。自分が体験したことのない環境でのものづくりには、想像力が大事。他チームの良かったところを自分の力にして、想像力を養ってください」と励ましの言葉が送られました。また、同じくJAXAの三澤さんからは、「自分では気づかない、高校生ならではの観点を聞くことができ嬉しかったです。私たちは常に宇宙視点で物事を考えてしまいますが、地球の環境問題に配慮した提案などがあったことなどに驚かされました」と生徒たちの発表を高く評価しました。

この授業に参加したLunaチームの西山さんは、「宇宙探究部®️に参加したことで、興味の幅が広がっている。普段生活する中では関わることのできない専門家の方々と関われることは貴重な体験だと思っています。この経験を無駄にしないようにしたい」と、これからの活動にも意欲を見せました。

【JAXA宇宙教育センター授業連携について】
幼稚園・保育園、小学校、中学校、高等学校などの先生方と連携して、それぞれの現場に最適な「宇宙」を活用した授業づくりを支援しています。
https://edu.jaxa.jp/

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

目次
閉じる